#高校世界史B 第2章 南北アメリカ文明
山川出版社高校世界史B第2章南北アメリカ文明より問題を抜粋しました。教科書と資料集等を読み込めば必ず解ける問題ばかりなので是非挑戦してみて下さい。もし誤りがある場合はTwitterで教えていただけるとありがたいです。
ビュー数1549平均正答率52.7%全問正解率10.1%
正答率などの反映は少し遅れることがあります。
1. 次の選択肢のうち、アメリカ大陸原産の物産の組み合わせとして正しいものは?
正解は「ア イ」の組み合わせです。トウモロコシ、トマトはいずれもアメリカ大陸原産、その他にはサツマイモ、ジャガイモ、タバコ、トウガラシ、南瓜があります。スイカ、オクラはいずれもアフリカ大陸原産です。
2. 14世紀にアステカ人によって建国されたアステカ王国の位置と首都名について正しい組み合わせは?
- B クスコ
- C テノチティトラン
- A テノチティトラン
正解は「A テノチティトラン」です。14世紀にアステカ人によって建国されたアステカ王国はメキシコ高原に存在しました。首都はテノチティトラン、現在のメキシコシティの真下に埋まっています。Bは現在のメキシコの一部、グアテマラなどの地域で栄えたマヤ文明です。ユカタン半島に位置することも頭に入れておきましょう。Cは南アメリカ大陸の太平洋側のさインカ帝国、首都はクスコです。
3. マヤ文明に関して正しい内容の文は?
- 独自の文字を生み出した
- 国王が太陽の化身とされ太陽が崇拝された
- 鉄器文明であった
正解は「独自の文字を生み出した」です。彼らはマヤ文字を生み出し独自の文化を発展させました。マヤ文明をはじめ多くの南北アメリカ文明は鉄器を用いませんでした。また国王が太陽の化身とされ崇拝されたのはインカ帝国です。
4. インカ帝国に関して正しい内容の文は?
- スペイン人のコルテスによって征服された
- オルメカ文明の跡地に成立した
- 文字を用いなかった
正解は「文字を用いなかった」です。彼らは文字を用いない代わりにキープ(結縄)を情報伝達の手段として利用していました。その他にもマチュピチュのような高地の石造遺跡群や灌漑・段々畑を利用した農業などの特徴があります。オルメカ文明とはメキシコ湾岸付近に位置した文明でその後、近くのユカタン半島を中心に栄えたマヤ文明に大きな影響を残しました。コルテスが征服したのはアステカ王国です。
5. この人頭像を作った文明に関して最も適当な内容の文は?
- 宗教的な意味合いが強く、彼らは肉食獣のジャガーを信仰していた
- この像は太陽の化身であるその文明の国王の像である
- 神殿や王墓といった目的でピラミッド型の遺跡が多く建てられた
正解は「宗教的な意味合いが強く、彼らは肉食獣のジャガーを信仰していた」です。文明や国の政治的・文化的な背景をそのまま設問にしました。この像はオルメカの人頭像ですのでオルメカ文明に関するものが正解です。「この像は~」に関してはインカ帝国、「神殿や王墓といった~」に関してはマヤ文明の特徴となります。
#高校世界史B 第2章 南北アメリカ文明
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