テーマごとに鉄道知識をチェック! #勝手に鉄道検定:北越急行ほくほく線
北越急行ほくほく線に関する問題を10問を出題します。6問以上の正解で合格です!
ビュー数365平均正答率88.3%全問正解率47.8%
正答率などの反映は少し遅れることがあります。
1. ほくほく線は地下鉄ではないが、全区間(59.5km)でトンネル内を走行する路線である。〇か×か?
ほくほく線のトンネル区間は、全区間の68%ほどになります。くびき駅付近では地上区間で田園風景が見られますし、トンネルが多いとは言え全区間がトンネル内ということはありません。約7割がトンネル区間であることを活かして、ほくほく線では様々なイベント列車が運行されています。ちなみに、ほぼ全区間がトンネル内の路線に神戸市営地下鉄北神(ほくしん)線があります。新神戸駅~谷上駅を結ぶ北神線は、全区間7.5kmの約97%にあたる7.3kmが北神トンネルの区間です。ちなみに、かつては「北神急行」の路線でした。
2. 北越急行ほくほく線は、全区間が兵庫県に含まれる。〇か×か?
北越急行ほくほく線は、全区間が新潟県内を走る路線です。「北越」とは、広義には越中(富山県)と越後(新潟県)を指す言葉で、多くの場合は新潟県を指す言葉として使われます。ちなみに、ほくほく線の名は国鉄時代の名称である「北越北線」に由来します。国鉄の路線として着工されましたが、第三セクターである北越急行の路線として開業しました。ほくほく線はJRの路線ではないものの、JR線と直通運転を行っており利便性が高いです。かつては特急「はくたか」も運行され、東京~金沢間の最速ルートとしての役割も担っていました。
3. 2015年までほくほく線を走った特急「はくたか」の最高速度(ほくほく線区間)として、正しいものはどれか?
特急「はくたか」は、ほくほく線・JR北陸本線などを経由して金沢・福井・和倉温泉方面へ向かう特急でした。160km/h運転(JR線内130km/h)を行う特急「はくたか」は、上越新幹線と併せて東京~金沢間を移動する最速の手段でした。現在、「はくたか」は北陸新幹線を走る列車の愛称の1つです。2015年3月13日に特急「はくたか」が引退した後、ほくほく線を走る列車の最高速度は110km/hとなっています。ちなみに、現在は京成電鉄の特急「スカイライナー」が在来線最速の160km/h運転を行っています。
4. ほくほく線では日本で唯一の種別を持つ列車が運行されているが、その種別として正しいものはどれか?
ほくほく線では、日本で唯一の種別「超快速」が運行されています。「超快速スノーラビット」の最高速度は110km/hとトップレベルでは無いものの、84.2kmの距離を57分(0.95時間)で駆け抜けます。この列車の表定速度(84.2km/0.95h=88.6km/h)は、乗車券のみで利用できる列車では日本最速を誇ります。この通り、表定速度とは駅での停車時間なども考慮した全走行区間の平均時速です。ちなみに、「特快速」は神戸電鉄で、「準特急」は京王電鉄で運行されており、それぞれ日本で唯一の種別です。
5. ほくほく線では「ゆめぞら」という車両が運行されているが、その特徴として正しいものはどれか?
- トンネル内で映像を上映する
- 車内に郵便ポストがある
- 展望席が設置されている
トンネル区間が多いほくほく線では、トンネル内で車内の天井部にイベント映像を上映するサービスを行う車両「ゆめぞら」が走ります。宇宙や海など、様々な種類の映像を愉快なBGMと共に楽しめます。全ての列車に「ゆめぞら」が連結されている訳では無いので、ご利用の際は運行スケジュールをご確認ください。車内に郵便ポストがあるのは、JR磐越西線を走る「SLばんえつ物語」です。このポストには実際に郵便物を投函することができます。展望席は、小田急ロマンスカーのVSEやGSE、名鉄のパノラマsuperなどにあります。
6. 上越新幹線の停車駅で、ほくほく線の列車へ乗り換えられる駅はどこか?
越後湯沢(えちごゆざわ)駅は、上越新幹線とほくほく線の乗り換え駅です。ほくほく線を走る多くの列車は、JR線の区間に直通して越後湯沢駅~直江津(なおえつ)駅を走ります。前述の「スノーラビット」が発着する駅も、越後湯沢駅です。上越新幹線の列車には、越後湯沢駅を通過するものもあります。しかし、多くの列車は越後湯沢駅に停車するので、利便性は高いです。長岡駅、新潟駅は共に上越新幹線が通る駅ですが、北越急行ほくほく線とは接続しておりません。上越新幹線からお乗り換えの方は、越後湯沢駅をご利用ください。
7. ほくほく線を走る列車はJR線にも直通するが、北越急行の区間として正しいものはどれか?
- 六日町駅~直江津駅
- 越後湯沢駅~犀潟駅
- 六日町駅~犀潟駅
ほくほく線の列車はJR線に直通して越後湯沢駅~直江津駅を結びますが、北越急行の区間は六日町駅~犀潟駅となります。越後湯沢駅~六日町駅はJR上越線、犀潟駅~直江津駅はJR信越本線の区間です。青春18きっぷなどJR線のみが有効のフリーきっぷでは北越急行の区間である六日町駅~犀潟駅をご利用になれませんので、ご注意ください。北越急行とJRの境界駅は六日町駅、犀潟駅ですが、前述の「スノーラビット」はどちらにも停車しません。ご利用の際はお気を付けください。ちなみに、北越急行の本社は六日町駅近くにあります。
8. 次のひらがなで表記される駅のうち、ほくほく線の駅として間違っているものはどれか?
ひらんだ駅は、静岡県を走る大井川鐵道井川線が通る駅です。「ひらんだ」「しんざ」「まつだい」はそれぞれ地名に由来しますが、地名を漢字で表記すると「平田」「新座」「松代」となります。「ひらた」「にいざ」「まつしろ」とも読めてしまうので、誤読を避ける目的も兼ねて駅名をひらがなで表記しているものと思われます。ほくほく線には他にもひらがなを使った駅名として「くびき」「うらがわら」「大池いこいの森」「ほくほく大島」があります。ほくほく線全12駅のうち、半分の6駅にひらがなが使われています。
9. JR東日本が発売する「週末パス」に関して、北越急行の扱いとして正しいものはどれか?
- ほくほく線の一部区間で有効
- 全線で有効
- 全線で無効
JR東日本が発売する週末パスは、ほくほく線の全線で利用可能です。週末パスのフリーエリアは幅広く、関東甲信越や東北地方の南側を走るJR東日本の路線と一部の私鉄線で有効です。その名の通り土休日のみ利用可能ですが、フリーエリア内を旅行するならばとてもお得なフリーパスです。直通先であるJR上越線、JR信越本線もフリーエリア内なので、フリーエリアの境界を気にせずほくほく線の列車をご利用いただけます。一部の列車は「えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン」に直通しますが、こちらも週末パスのフリーエリア内です。
10. 北越急行ほくほく線の説明として、正しいものはどれか?
- くびき駅の駅舎が河童の形をしている
- 日本の私鉄では最長のトンネルが存在する(2021年3月時点)
- 「超低速スノータートル」が運行されている
ほくほく線ではイベント列車の「超低速スノータートル」が運行されています。特定条件下で最速の表定速度88.6km/hを誇る「スノーラビット」に対し、「スノータートル」の表定速度は約14km/hと非常に遅いです。トンネル内を歩いて見学する企画も開催されたことがあります。しんざ駅~魚沼丘陵駅にある「赤倉トンネル」は、かつて日本の私鉄で最長のトンネルでした。現在は、日本海ひすいラインの頸城トンネルが私鉄最長を誇ります。くびき駅の駅舎は宇宙船のような形で、JR久大本線の田主丸駅が河童の形をした駅舎です。
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