読めても説明できてもカッコいい! #漢検準一級の熟語、意味クイズ
漢検準一級で読みを問われる熟語を集めました! でも今回の問題は読みではなく意味! 3つの選択肢の中から熟語の意味に最も近いものを選んでね。周りの人に説明できたら、一目置かれちゃうかも!?
ビュー数845平均正答率57.0%全問正解率3.0%
正答率などの反映は少し遅れることがあります。
1. 払暁(読みは解説で出るよ)
読みは「ふつぎょう」。「暁(あかつき)」を「払」うから、暁(太陽の昇る前の空がほの暗いころ)よりも空が明るくなりだしたあたりの時間帯のこと。
2. 輔弼
読みは「ほひつ」。宮川大「輔」さん、井伊直「弼」の「すけ」だから、「たすける」という意味になる。正式には、「大日本帝国憲法の時代に、天皇の権力行使に対して国務大臣・内大臣・宮内大臣が行なった助言」のことらしい。
3. 鶯遷
読みは「おうせん」。もともとの意味は、鶯(ウグイス)が谷から出て大きな木に移ること。ウグイスってめでたいイメージだよね。
4. 荊妻
読みは「けいさい」。「荊」はイバラのこと。昔の中国(後漢)を生きた人、梁鴻(りょうこう)の妻が、イバラのかんざしを挿して、質素な身なりで夫に仕えたという故事から来た言葉。自分の奥さんを謙遜するときに使う。ちなみに自分の子供も一緒に謙遜したいときは「荊妻豚児」っていうらしい(豚に謝れ案件)。
5. 上梓
読みは「じょうし」。今でもちょっと固めの本の前書きとかでたまに見る言葉。昔、木版で本を刷っていた時代に、梓(あずさ)という木を版木に用いたことから来た言葉。
6. 畢竟
読みは「ひっきょう」。もともとは仏教用語。どちらの漢字もあまり馴染みがないけれど、どっちも「終わり」という意味がある漢字らしい。ちなみに「畢生(ひっせい)」という単語もごくたまに見るけど、これは「一生を終わるまでの間(=一生涯)」という意味。
7. 屑屑
読みは「せつせつ」。この字は「おがくず」とかの「くず」って字だけど性格がクズって意味じゃなくて、おがくずみたいに細かい、という意味。だからこの意味の他に「こまかいことにこだわる」とか「雨がこまかく降る」という意味もある。
8. 晦渋
読みは「かいじゅう」。「晦」の字は「大晦日」とかで見るけど、「くらい」と訓読みしたり「月が出てなくて暗い」「よくわからない(「晦渋」はまさにこの意味!)」という意味があったりする漢字なのです。
9. 木鐸
読みは「ぼくたく」。「鐸」の字は日本史で出てくる「銅鐸」とかで見た人も多いはず。「銅鐸」が金属製の鈴なら、「木鐸」は木製の鈴で、法律を民衆に説くときに指導者が鳴らした。そこから転じて指導者そのものを指すようにもなったのだ。
10. 聯亙
読みは「れんこう」。どっちの字も見たことない人も多いと思うこの熟語は「連亘」とも書きます。山脈とかが長くつながってることを言うときに使う。
読めても説明できてもカッコいい! #漢検準一級の熟語、意味クイズ
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