まずは初級編から #タワー・オブ・テラー【初級編】

記者会見場の前でキャストから聞く物語。この日は新年を祝う祝賀会とともに、シリキを手に入れたハイタワーが「コンゴ川遠征帰還パーティー」を開いた日でもあります。一階ロビーにある落下したエレベーター右脇に飾られたポスターにもこの記載があります。

元々はホテルのプール「ラジャのプール（Rajah's pool）」だった場所。落下写真のモニター周辺にその時の絵があります。また、右側には美女とプールに入るハイタワーを見守るスメルディングの姿もあったり、「飛び込み禁止」「女性が居る時はしぶきをあげない」「全ての時間で入水に適した衣装を！」などと書かれています。

正解は「ニューヨーク市保存協会(New York City Preservation Society)」。この組織はハイタワー失踪後に彼の従者であった「アーチボルト・スメルディング」が正体を隠して「アーチ―」と言う名で、ベアトリス・ローズ・エンディコットに近づき、同協会を設立させたものです。実はゲストが参加する「ホテルツアー」が開始されるたった４か月前、1912年5月4日に設立されたばかりです。

６台が正解。ただし、実際に落下する搬器部分は３ヶ所で、稼働しているエレベーター以外にゲストを載せて、ベルトの確認や安全点検を行う形を取っています。全部で６か所から搭乗するため、いずれかのライドでシステム調整が発生しても、他の搬器は動いているのでアトラクション全体がシステム調整になる事がほぼ無いアトラクションです。

２回。そのうち最初の落下時にライドショット（写真撮影）があります。Ａ・Ｂ・Ｃそれぞれのツアーで若干景色が異なります。ちなみに特別版の場合は撮影のタイミングがいつもと違うパターンもあります。

１９１２年９月４日。ニューヨーク市保存協会がホテルツアーを開始した日という設定です。ちなみにこの月日はＴＤＳのグランドオープン（２００１年９月４日）の日付。アトラクションの物語として具体的な年月日が細かく設定されている珍しいケースです。

記者会見場手前のウエイティングルームにこの２つのアトラクションの前で撮影した写真があります。また、ロビー上にある絵にも「レイジングスピリッツ」が描かれているのはご存知だと思います。また、アトラクションではありませんが、ザンビーニ近くの壊れた石の橋「アクアダクトブリッジ」と思われる場所に彼がいる絵も描かれており、メディテレーニアンハーバーにも来ていた事がわかります。

「ＨＨ」。もちろん「ハリソン・ハイタワー」の頭文字。ちなみにハイタワーは自らの冒険物語を本にしていましたが、その出版社の名前も「ダブルエイチピリオディカル社」という名前で、もちろん自分のイニシャルを使っています。

秘密の倉庫の上部に吊るされている不気味な像の口の中。時々緑色の目が光ります。ちなみにこの像は「タマスの像」。額にはめられた宝石はトパーズ。本物ならば世界最大のものです。 また、新聞記者マンフレッドストラングによると、ヒンズー教の神で、邪悪な儀式が行われる際、遺体はこの口に放り込まれたらしく、シミの様なものも見えます。

「高塔」。そのまま、「ハイタワー」の意味です。ただ、実はそれだけでなく、この「高塔」はいわゆる「バベルの塔」の事でもあり、旧約聖書に出てくる伝説上の塔の事でもあります。そして、この「バベルの塔」は「神を怒らせた愚かな行動」や「傲慢で利己的な行動」と言う意味もあります。まさに彼らしい一面です。