~消化器系疾患~ #薬の作用機序クイズ
消化器疾患に使われる薬の薬理についてまとめました。定期試験対策や国試対策にどうぞ!
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1. ブチルスコポラミンの作用機序は?
- 選択的ムスカリンM1受容体遮断
- ムスカリン受容体遮断
- ムスカリン受容体刺激
ブチルスコポラミンは四級アンモニウム塩の制酸薬であり、血液脳関門を通過しにくいことから、消化器疾患に対して使われる。壁細胞のM3受容体を遮断することで制酸薬としての作用を示す。非選択的にM受容体を遮断するので、口喝、排尿困難、便秘、頻脈などの副作用がある。また、選択的ムスカリンM1受容体遮断薬はピレンゼピンであり、副作用が少ないことが長所である。
2. シメチジンの作用機序は?
- ヒスタミンH2受容体刺激
- プロトンポンプ阻害
- ヒスタミンH2受容体遮断
~チジンが最後に付くのはH2ブロッカー。ちなみに、シメチジンは初めて構造活性相関を用いて理論的に開発された薬である。
3. オメプラゾールの作用機序は?
- CCK2受容体遮断
- 非可逆的なプロトンポンプ阻害
- 可逆的なプロトンポンプ阻害
プロトンポンプのシステイン残基にS-S結合して酵素活性を非可逆的に阻害する。~プラゾールはプロトンポンプ阻害。プロトンポンプが再合成される約18時間後まで効果を発揮する。CCK2受容体遮断薬はプログルミド。
4. ボノプラザンの作用機序は?
- カリウムイオン競合型アシッドブロッカー
- 非吸収性制酸薬
- 選択的α2受容体遮断薬
P-CABとも略される。プロトンポンプがH+とK+を交換して輸送するのを妨げる。
~消化器系疾患~ #薬の作用機序クイズ
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