殷周から五胡十六国時代まで #中国史・中国周辺史②
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1. 易姓革命に関する単語の記述として誤っているものはどれ?
- 殷・周・後漢・元・明・清 これらの国はすべて放伐によって生まれたとされる
- 曹丕は献帝からの禅譲を受けて220年に魏を創始した
- 天子という呼称は春秋時代に生まれた
2. 鉄製農具は中国の鉄が鋳鉄でなく鍛鉄であったため殷や周の時代には普及せずに春秋時代末期になってから普及した
鍛鉄でなく鋳鉄あったため普及しなかった
鋳鉄:硬く脆い
鍛鉄:柔らかく壊れにくい
3. 周に関する記述として正しいものはどれ?
- 周は現在の洛陽付近にあった鎬京を都とした
- 周の封建制は血縁に基づき宗法によって宗族の維持が図られた
- 周の封土の分与による統治方法は郡国制と呼ばれる
宗族は父系の血縁集団
鎬京は現在の西安付近
郡国制は前漢の高祖の導入した郡県制と封建制の併用制度
4. 春秋・戦国時代に関する記述として誤っているものはどれ?
- 晋は韓・魏・趙に分裂した
- 刀銭・布銭などの青銅貨幣が使われるようになった
- 秦・魯・斉・魏 これらの国はすべて戦国の七雄に含まれる
5. 秦に関する記述として誤っているものはどれ?
- 春秋は焚書の対象外とされた
- 円銭(環銭)が流通していた
- 商鞅と李斬は法家の思想を重視した
焚書の対象外の書は医薬・占い・農業に関する書
李斬は荀子の門下生
6. 新に関する記述として誤っているものはどれ?
- 王莽が孺子嬰から禅譲を受け成立させ 周の時代を理想とした
- 儒家に基づく改革を行った
- 赤眉の乱と呼ばれる地方豪族の反乱が起こった
7. 前漢の武帝に関する記述として誤っているものはどれ?
- 李広利をフェルガナへ遠征させ汗血馬を獲得した
- 武帝が設置した最西端の郡が敦煌郡 最南端の郡が日南郡である
- 遠征の結果財政難となり塩と茶と酒を専売制とした
8. 後漢に関する記述として正しいものはどれ?
- 官僚の蔡倫は製紙法は改良した
- 劉秀(光武帝)は周辺国に対して懐柔策をとった 日本で出土した漢委奴国王印はその一つである
- 末期には張陵が創始した天師道が指導した反乱が滅亡の一因となった
黄巾の乱は太平道の張角の指導
蔡倫は官僚でなく宦官
9. 三国時代に関する記述として誤っているものはどれ?
- 建業に都を置いた呉は東晋の攻撃によって滅亡した
- 劉備は四川に蜀を建て諸葛亮を丞相とした
- 魏は屯田制を施行した
10. 西晋・五胡十六国時代に関する記述として誤っているものはどれ?
- 五胡の諸国では土断法が行われた
- 八王の乱に乗じて劉淵が漢を建国し その子劉聡は西晋を滅ぼした
- 西晋では戸調式の税制を発布した
殷周から五胡十六国時代まで #中国史・中国周辺史②
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