君は法律を知っているか? #司法試験!
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正答率などの反映は少し遅れることがあります。
1. 甲は飲酒後に乙と口論になり乙を殴り殺した。という事案において、甲は心神耗弱を主張出来る。
飲酒後に犯意を有した場合には、心神耗弱を主張できるが、その逆はできない。
2. 甲は偽造した通貨を乙の経営する店で使用した。この時、甲には通貨偽造及び行使等罪と詐欺罪が成立する。
刑法第148条は詐欺を予定しているから237条は成立しない。
3. 空手の有段者である甲は乙が道端で丙に襲われているのを見て、丙に対し回し蹴りを行い乙を助けたが、丙は脳挫傷で死亡した。
- 甲には正当防衛が成立する。
- どちらでもない。
- 甲には傷害致死が成立する。
判例の立場に従って検討すると、甲には誤想防衛による傷害致死が成立する。
4. 甲はネットショッピングで乙に無断で乙宅に商品を着払いで送り付けた。
- 甲には刑法第233条信用毀損が成立する。
- 甲には名誉毀損が成立する。
- どちらでもない。
正解は「甲には刑法第233条信用毀損が成立する。」です!
5. 甲は道端で心臓発作により死亡していた乙が、死亡していない物だと思い角材で何度も殴り、周囲の人は甲が乙を殺していると思い畏怖した。
- どちらでもない
- 甲には殺人未遂が成立する。
- 甲には死体損壊等罪が成立する。
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