漢検準一級 #四字熟語クイズ④
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1. めでたい月日
- 海底撈月(かいていろうげつ)
- 吉凶禍福(きっきょうかふく)
- 嘉辰令月(かしんれいげつ)
めでたい月日のこと。
「嘉辰」はめでたい日。
「令月」はめでたい月。
2. 優秀な人材が集まること
- 人面桃花(じんめんとうか)
- 桃李満門(とうりまんもん)
- 錦上添花(きんじょうてんか)
人材を桃やすももにたとえた言葉で、味のよい桃やすももが門に満ち溢れるという意味から。
「桃李門に満つ」とも読む。
3. 人が集まって真剣に話し合うこと。
- 鳩首凝議(きゅうしゅぎょうぎ)
- 犬吠驢鳴(けんばいろめい)
- 蒟蒻問答(こんにゃくもんどう)
「鳩」は集めるという意味。
「鳩首」は人が顔を合わせて集まること。
「凝議」は真剣に話合うこと。
4. 善い行いは子孫の幸福に反映される
- 積善余慶(せきぜんのよけい)
- 堆金積玉(せききんせきぎょく)
- 因果応報(いんがおうほう)
「積善」は善い行いを積み重ねること。
「余慶」は子孫にも幸福が及ぶこと。
「積善の家には必ず余慶あり」を略した言葉。
5. 絶世の美女の形容
- 沈魚落雁(ちんぎょらくがん)
- 巨眼赭髯(きょがんしゃぜん)
- 烏焉魯魚(ろえんうぎょ)
その女性を見た魚は恥らって水底に隠れ、女性を見た雁は見とれて空から落ちるということから。
6. 将来有能な子のたとえ
- 麟子鳳雛(りんしほうすう)
- 麟鳳亀竜(りんぼうきりょう)
- 亀毛兎角(きもうとかく)
「麟子」は伝説上の霊獣の麒麟の子ども。
「鳳雛」は伝説上の霊獣の鳳凰の雛。
7. 自分の妻子の謙譲語
- 荊妻豚児(けいさいとんじ)
- 妻子眷族(さいしけんぞく)
- 豚児犬子(とんじけんし)
「荊妻」は荊(いばら)のかんざしをさしている妻。
「豚児」は豚の子という意味。
8. 月日・時間のこと
- 一刻千金(いっこくせんきん)
- 白兎赤烏(はくとせきう)
- 烏飛兎走(うひとそう)
「白兎」は月に住んでいるとされる白い兎。
「赤烏」は太陽の中に住んでいるとされている三本足の烏。
どちらも中国の伝説で、月と日のことをいい、そこから時間のたとえとして用いられる。
9. 勢いが衰えたもの寂しいさま
- 雲濤煙浪(うんとうえんろう)
- 花鳥風月(かちょうふうげつ)
- 秋風索莫(しゅうふうさくばく)
10. 願いを叶えるためには、望むだけではなく、適切な手段や方法を考えて行わなければならないということ。
- 一望千里(いちぼうせんり)
- 熱願冷諦(ねつがんれいてい)
- 臨淵羨魚(りんえんせんぎょ)
水辺で魚が欲しいと思うだけではなく、そのためには家に帰って網を編んだほうがよいという意味から。
漢検準一級 #四字熟語クイズ④
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