さよならじゃないありがとう700系 #(引退記念)700系新幹線クイズ

700系はJR東海、西日本が共同で開発し、1999年3月13日のJR全国ダイヤ改正からのぞみ号にて運行開始し、21世紀へ向けての新幹線として最高速度270kmで運行開始しました。因みにこの当時のダイヤ改正は、JR四国内の急行列車が全廃され、JR九州で特急「シーボルト」が運行開始しました。 1999年は寝台特急「カシオペア」や313系・815系の運行開始等がありました。

1999年3月13日のダイヤ改正から1999年10月2日ののぞみ号、500・700系統一化まで3往復しかせず、東京発が6時台、8時台、18時台でした。東京～博多間を300系よりも7分速い、最速4時間57分で走破していました。 この時の10月2日の改正は特急「まいづる」が運行開始し、「エーデル鳥取」「エーデル北近畿」がそれぞれ廃止されました。

700系の客席用電源コンセントは最初は設置されておらず、2000年3月11日ダイヤ改正から「ひかりレールスター」用に運行開始した700系7000番台(E編成)の一部の席のみに設置されたのを皮切りにB編成とC編成の後期製造車へと設置されていき、一部の席、編成のみに設置されました。 今は当たり前ですが、当時としては電源コンセント付きの車両が来たらラッキーでした。

JR東海の公式の愛称としてデビュー当時は新しい世代の列車という意味で「New Generation Train」と付けられていました。のちの「カモノハシ」は先頭形状が動物のカモノハシのくちばしの形に似ている事から鉄道ファンが名付け浸透していきました。

新幹線は速度を上げることは難なく出来ますが、トンネル突入時に発生する衝撃音を法律上、和らげる必要がありました。そこで500系では15ｍもの長いロングノーズの先頭形状になりましたが、速く走れるものの乗車定員の減少という欠点がありました。そこで700系で開発されたのは「エアロストリーム形」という先頭形状でこれが後のN700系やN700S系の先頭形状の基礎となり受け継がれています。

700系の先行試作車では300系の試作編成ほどの違いはないものの、洗面台の形状が量産車では楕円形に対し、先行試作車は台形である。先頭車両のノーズ部分の長さも異なるが、量産編成より70cm短い8.5mである。量産編成は9.2ｍ

700系の最終製造編成は、「ひかりレールスター」用の700系7000番台(E編成)であり、2006年2月に製造されました。2006年1月は700系B編成(3000番台)の最終製造編成が作られた月です。C編成(0番台)が最後に製造されたのは2004年12月です。

270km/hでの走行が可能な検査車両として国鉄時代から引き継いだ922形の置き換えを目的として700系をベースに開発が進められた。見ると幸せになる黄色い新幹線と言われ、子供達の人気は高い車両である。 922形はJR東海、西日本のかつて在籍したドクターイエローであり、925形はJR東日本にかつて在籍した総合試験車である。

700系の廃車第一号は、C1編成ではなく、C4編成が先に廃車された。C1～C3編成は翌々年の2013年に廃車されている。

残念ながらSARS2の影響により、臨時「のぞみ315号」は運休となってしまい、事実上のラストランは3月1日に運行された団体列車が最後となってしまいました。 誰だのぞみ301号と答えたやつは(笑) のぞみ301号は700系がデビューする前に廃止されましたが、名古屋駅・京都駅を通過する「名古屋飛ばし」と言われている有名なのぞみ号です。