漢検準1級 #四字熟語クイズ
ビュー数559平均正答率80.0%全問正解率52.4%
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1. 迷いがあって初めて悟りもあること
- 不倶戴天(ふぐたいてん)
- 捲土重来(けんどちょうらい)
- 煩悩菩提(ぼんのうぼだい)
大乗仏教の考え方。
「煩悩」は、人間をはじめ衆生しゅじょうをわずらわし悩ませる一切の欲望。
「菩提」は、煩悩を断ち切って悟りを得ること。また、その境地。「煩悩ぼんのう即そく菩提ぼだい」の略。
2. 朝から夜まで懸命に働くこと
- 被星戴月(ひせいたいげつ)
- 朝盈夕虚(ちょうえいせききょ)
- 朝蠅暮蚊(ちょうようぼぶん)
「戴月」は月を戴くということで夜遅くという意味。
「披星」は星を披るということで夜が明ける前という意味。
3. 極楽浄土を心から願うこと
- 欣求浄土(ごんぐじょうど)
- 輪廻転生(りんねてんしょう)
- 加持祈祷(かじきとう)
「欣求(ごんぐ)」は仏教用語で喜んで求めるという意味。
4. 非常に憎しみが深いこと
- 不倶戴天(ふぐたいてん)
- 盃酒解怨(はいしゅかいえん)
- 一蓮托生(いちれんたくしょう)
「礼記」曲礼の「父の讐(あだ)は倶(とも)に天を戴(いただ)かず」から。
ともにこの世に生きられない、また、生かしてはおけないと思うほど恨み・怒りの深いこと。
5. 優しく穏やかなこと
- 張三李四(ちょうさんりし)
- 純真無垢(じゅんしんむく)
- 温柔敦厚(おんじゅうとんこう)
「温柔」は、平穏で柔和なこと。 「敦厚」は、人情に厚いこと。
孔子こうしが儒教の古典であり、中国最古の詩集でもある『詩経しきょう』を評していったことばで、当時の人々の純朴な心情を素直に伝える詩の内容は人を感動させ、教化すると説いたもの。
6. 大事業を打ち立てること
- 図南鵬翼(となんほうよく)
- 麟子鳳雛(りんしほうすう)
- 捲土重来(けんどちょうらい)
「図南」は南の海へ行こうと計画すること。
「鵬」は伝説の大きな鳥。
鵬が南の海を目指して飛びたったという説話から。
7. 世の中の指導者
- 麟子鳳雛(りんしほうすう)
- 一世木鐸(いっせいのたくぼく)
- 芝蘭玉樹(しらんぎょくじゅ)
「一世」はこの世にいる人たちのこと。
「木鐸」は木の振り子がついている大きな鈴のことで、古代中国では、法律や命令を人々に伝えるときに鳴らしていたということから、指導者のたとえ。
8. 次々に困難に襲われること
- 絶体絶命(ぜったいぜつめい)
- 天網恢恢(てんもうかいかい)
- 前虎後狼(ぜんここうろう)
前から来る虎を防いでも、すぐに後ろから狼がやって来るという意味から。
「前門の虎、後門の狼」という形で使うことが多い言葉。
9. 時期が過ぎて役に立たないこと
- 百尺竿頭(ひゃくせきかんとう)
- 張三李四(ちょうさんりし)
- 六菖十菊(ろくしょうじっきく)
菖蒲は五月五日の端午の節句に飾り、菊は九月九日の重用の節句に飾るが、五月六日の菖蒲と九月十日の菊という意味から、時期が過ぎてしまって、役に立たないもののこと。
10. 再び勢いを取り戻すこと
- 歳寒松柏(さいかんのしょうはく)
- 捲土重来(けんどちょうらい)
- 僑軍孤進(きょうぐんこしん)
「捲土」は土煙が巻き上がることで、勢いの激しいことのたとえ。「重来」は再びやって来ること。
もとは一度敗れた軍が再び勢いを盛り返して攻めて来ることをいった。
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