刑法クイズ（総則） #刑法基礎知識

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1. 刑法（明治40年法律第45号）は、日本国内において、犯罪をした全ての人間に適用されるため、国内での犯罪人について国籍等の要件を問わない。

• ×
• ○

第1条　この法律は、日本国内において罪を犯したすべての者に適用する。

2. 第41条　◯◯歳に満たない者の行為は、罰しない。　◯に該当する年齢を答えよ。

• 14歳
• 10歳
• 18歳

刑事責任は14歳より発生する。

3. 以下の選択肢より、正犯には該当しない共犯形態を選べ。

• 共同正犯
• 教唆犯
• 幇助犯

刑法第62条　正犯を幇助した者は、従犯とする。

4. 第66条　犯罪の情状に酌量すべきものがあるときは、その刑をゲンケイすることができる。『ゲンケイ』の漢字として正しいものを以下より答えよ。

• 減刑
• 減軽

減刑は誤り、減軽が刑法典に基づく呼称である。

5. 全ての犯罪に未遂犯処罰規定が存在する。

• ×
• ◯

第44条　未遂を罰する場合は、各本条で定める。

6. Xは、Aを殺害する目的でAのいる住居に侵入し、Aの殺害を達した。Xの犯した住居侵入と殺人はどのような関係にあるか答えよ。

• 観念的競合
• 併合罪
• 牽連犯

第54条第1項　1個の行為が2個以上の罪名に触れ、又は犯罪の手段若しくは結果である行為が他の罪名に触れるときは、その最も重い刑により処断する。

7. 第39条第1項　心神◯◯者の行為は、罰しない。　◯に該当する言葉を以下より選べ。

• 喪失
• 耗弱

心神喪失は不可罰要件、心神耗弱は減軽事由。

8. 第36条第1項　◯◯不正の侵害に対して、自己又は他人の権利を防衛するため、やむを得ずにした行為は、罰しない。　◯に該当する言葉を選べ。

• 緊急
• 急迫
• 突然

急迫性は正当防衛の要件である。

9. 自首は、捜査を行う前に申告しなければ減軽されない。

• ×
• ○

第42条第1項　罪を犯した者が捜査機関に発覚する前に自首したときは、その刑を減軽することができる。

10. 第1編　総則は、刑法（明治40年法律第45号）以外の犯罪について規定する法律にも適用される。

• ×
• ○

第8条　この編の規定は、他の法令の罪についても、適用する。ただし、その法令に特別の規定があるときは、この限りでない。

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