わからなくても勉強になる #航空機知識クイズ
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正答率などの反映は少し遅れることがあります。
1. ウイングレットの効果とはなにか
- 翼端の空気の乱れを整流し、空気抵抗を減らすため
- 単に見た目のため
- 操縦特性上ウイングレットをつけることで機体が安定するため
翼端には翼端渦というのが発生します。ウイングレットはその渦を整流し、翼端が後ろに引っ張られる現象を軽減し、空気抵抗を減らすためについています。
2. 航空機に取り付けられるピトー管の役割とピトー管起因の事故の主な理由の正しい組み合わせは?
- なんか、かっこいいから・起因事故はおきていない
- 対気速度の計測・計測口をふさがれたことによるシステムエラー
- 外部気圧の計測・気圧の誤計測によるキャビンの急減圧、急昇圧
対気速度を測るための装置ですが、気圧測定装置(静圧孔)が一緒になったものもあります。
計測口を塞がれ、速度・高度が正しく計測されず、パイロットの誤操作を誘発するという事故が起きています。
3. フライ・バイ・ワイヤは電気信号により操作信号を送る、ではフライ・バイ・ライトはどのようにして信号を伝達しているか、また採用例はあるか
- 光ファイバ・P-1
- 無線通信・737-MAX
- 光ファイバ・737-MAX
答えは光ファイバです。採用例は世界で唯一P-1のみが採用しています。
4. JAL駿河湾上空ニアミス事故は様々な複合的要因の絡まった事故であるが該当機側のミスはなにか
- 空中衝突防止装置と管制指示の優先順位の両機の扱いの差
- 空中衝突防止装置の故障により、両機に同じ回避行動が案内されていた
- パイロットの独断での航空機操作によるヒューマンエラー
空中衝突防止装置(TCAS)と管制指示の優先順位の違いが1つの要因です。
国際条約上はTCASに従うことが明確に定められていますが、社内規定でどちらを優先するかの規定類が不備であったことが事故調査委員会の調査で判明しています。
5. 近年の航空機には標準装備されているテールスキッドの役割とは
- APU起動等の外部補助装置
- 胴体後方の機首揚げ操作による擦りによるダメージを減らすため
- 機体後方の機体形状による乱流を整流するため
答えは一番です。限りなく機体擦りダメージを減らすために装備されています。
6. サイドスティックの操縦桿が生まれた背景には何があるか
- 戦闘機みたいでかっこいいから
- フライ・バイ・ワイヤにより大きな操縦桿で力を入れて動かすことが減った
- 前面操作パネル系統の操作性の向上やパイロットの居住性の向上
フライ・バイ・ワイヤで電気信号操作が多くなり、力を思い切り入れて操作するという必要性がほとんどなくなったため合理的なサイドスティックが生まれました。
7. ブラックボックスはフライトデータやコックピットボイスのレコーダであるがこれの解析において一際先んじている国はどこか
答えはフランスです。
日本で発生した事故は主にフランスですし、現在アメリカの事故においてもフランスに持ち込まれることが多いです
8. 航空機の事故原因に「サージング」がある。圧縮機失速を引き起こす現象だがこの要因は?
- バードストライク
- ファンの高回転の長時間の運用
- 燃料の過剰供給
答えはバードストライクです。
バードストライクにより、圧縮空気が逆流し、サージングを起こす
9. 航空機が何らかの原因で燃料投棄を行う場合、決まりがいくつかあるが選択肢のうちどれか
- 投棄可能量が決まっている
- 緊急である場合特に規定は存在しない
- 原則海上などの影響の少ない場所
答えは1番です。原則緊急事態であっても海上などを選定することになっています。しかしあくまで原則なのでメーデーなどの発令時は建物との高度差の大きい場所などであれば投棄可能となった事例が存在します
10. 航空機には「RAT」という装置が取り付けられているが役割はなにか
答えは非常用の発電装置です。
といっても現在非常用として多く用いられているだけで常用されている例がないわけではありません。
また、非常用なので操縦系統に最低限必要な発電しかできません
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