袁紹陣営ファンへの挑戦状 #激ムズ袁紹軍クイズ

後漢書袁安伝に袁安の祖父の袁良が「孟氏易」(前漢の孟喜に由来する易経)を習い、袁安もその学問を伝えられ、袁京、袁彭、袁湯と代々伝えられたとあります。袁紹もきっと若い頃には易経を叩き込まれたことでしょう。

花嫁泥棒と曹操暗殺の逸話は共に世説新語の仮譎篇(人を欺いた逸話集)にあり両方とも袁紹は曹操にしてやられています。曹操の思い出話は三国志武帝記の建安九年や三国志演義に出てきます。

崔州平は崔烈の子で崔鈞(均)の弟だと三国志諸葛亮伝の注にあります。そして後漢の太尉崔烈の子の崔鈞は西河太守となった後、袁紹と挙兵したと後漢書崔烈伝にあります。

沮授の弟の沮宗の名前が三国志袁紹伝の注『献帝伝』に見えます。審配は甥の審栄のほか名前のわからない子が二人、郭図にも処刑された子がいますがいずれも名前は伝わっていません。他には辛評と辛毗の兄弟が有名ですね。

後漢書袁紹伝によれば「黒山の賊張燕および四営の屠各、雁門の烏桓と常山に戦う」とあります。屠各は匈奴の中心となる部族のことです。鮮卑については黒山賊に絡んでの記載はありません。

楽進が厳敬を討ち取ったのはいかにも演義的な内容ですが採用されていません。淳于瓊は演義では曹操に生け捕られて袁紹軍に送り返され、そこで袁紹に斬られています。

朱霊は曹操の徐州攻撃に袁紹から援軍として送られそのまま曹操に従ったので193年か194年。董昭は早くても袁紹が黒山賊から鄴を奪還した192年以降。荀彧は三国志荀彧伝に191年に袁紹の元を去って曹操についたとあります。

南朝の学者である琅邪の顔之推が著した「顔氏家訓」の中で一族の祖先に顔良がいたと書いています。麹義は清の時代に書かれた「三国志集解」の中で西平の麹氏の出身と推測されており、これが事実なら麹氏は西晋や北朝での活躍が見られます。それに比べて文醜に関してはこれと言った記載・伝承が無いようです。

水経注の巻10「濁漳水」に「袁譚渡」の記載があり、袁譚が鄴との往来によく使っていたとあります。

応劭は泰山太守の地位を去って袁紹を頼っています。盧植は最晩年に袁紹に軍師として招かれています。孔融は袁譚により北海を落とされて曹操を頼っているので袁紹には仕えていません。