めざせ!橙色の部博士! #五色百人一首 橙色の部 その①
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1. 百人一首が詠まれていた平安時代は、夫婦はいっしょに住んでいた。〇か✖か?
夫は妻の住んでいる家(やしき)を夜たずね、朝帰るという、「通い婚(かよいこん)」が普通。
デートも、昼間男女が会うことはなく、夜に彼女の家を訪ねるのが普通だった。
2. 「みじかきあしの」とは、何が短いのか?
「芦」は水辺に生えるイネ科の植物。高さ2~4mになる。
3. 「逢坂山(あふさかやま)」は、大阪府にある。〇か✖か?
この歌の舞台になっている「逢坂山」は、今の京都府と滋賀県大津市の境になっている坂道である。付近に高速道路が通り、同じ百人一首にある、蝉丸の「これやこの 行くも帰るもわかれては知るも知らぬも逢坂の関」の歌碑が建っていたりする。
4. この歌は、まだ会ったことの無い女性への恋心を歌っている。〇か✖か?
この歌の意味は、
「みかの原から湧き出て、原を二分するようにして流れる泉川ではないが、いったいいつ逢ったといって、こんなに恋しいのだろうか。(一度も逢ったことがないのに)」
5. この歌は、恋しい人に会う前と、会った後の気持ちを比べている。◯か✖️か?
昔=恋人と逢う前のことを「無いに等しい、何も考えていなかったようなものだ」と言っている。
6. この作者は、右近の恋人であったが、どんな体型だったか?
立つことも座ることも苦しいぐらい、太っていたそう。
7. 「いたづらに」の意味は?
「いたづら」は「はかない」とか「無駄だ」という意味で、「身を無駄にする」→「死ぬ」ことを意味する。しかもむなしい死に方である。
8. 兵士のたく火が、夜は燃えて昼は消える。これによって作者は、恋心を表している。〇か✖か?
宮中の御門を守る御垣守(みかきもり)である衛士(えじ)の燃やす篝火が、夜は燃えて昼は消えているように、私の心も夜は恋の炎に身を焦がし、昼は消えいるように物思いにふけり、と恋情に悩んでいます。
9. 作者は、今、病気で死にかけている。〇か✖か?
この歌の意味は、
「もうすぐ私は死んでしまうでしょう。あの世へ持っていく思い出として、今もう一度だけお会いしたいものです。」
作者の和泉式部は、生没年不詳である。
10. この歌は、悲しい別れを迎えなければならなかった男が、なんとか恋人にもう一度逢えれば、と切実に願う話である。これは、作り話である。〇か✖か?
この歌は実話で、この歌の作者・藤原道雅と三条院の皇女・当子(とうし)内親王との秘密の恋のエピソードが残されている。
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