めざせ!緑色の部博士! #五色百人一首 緑色の部 その①
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1. この歌において、「花」と言えば、桜のことである?〇か✖か?
奈良時代には、「花」といえば、梅のことをさしていた。それが、平安時代になると、 桜のことになる。だから、和歌のなかに 「花」と出てきたときには、その歌がいつの歌なのかが大切である。
桜といっても、今の桜とはちょっとちがう。今の桜は ソメイヨシノ という種類。昔のは、山桜(やまざくら)のこと。 花が咲くときに、葉も出る。
2. 百人一首が詠まれていた平安時代は、夫婦はいっしょに住んでいた。〇か✖か?
夫は妻の住んでいる家(やしき)を夜たずね、朝帰るという、 「通い婚(かよいこん)」が普通。
デートも、昼間男女が会うことはなく、夜に彼女の家を訪ねるのが普通だった。
3. 百人一首の季節の歌で、一番少ない季節は、この歌で歌われているように、夏である。◯か✖️か?
季節ごとの数は、春が6、夏が4、秋が16、冬が6。
4. 作者は、世の中のことが嫌になって、この歌を歌った。〇か✖か?
世間の人は、都から離れて宇治山に暮らしている私を評して、「あの人は憂し(宇治)、つまり世の中をうとましく思ってここに隠棲しているんだよ」と言う。
しかし私自身は、平穏無事に心のどかに暮らしているんだよ。喜撰法師はこのような心持ちを表現したくて、こんな歌を作ったようだ。
「やれやれ、人の噂とはしょうがないものだ」と、苦笑している法師の声が聞こえてくるような歌である。
5. 若い頃の小野小町は、「絶世の」「伝説の」何と言われたか?
小野小町(おののこまち。生没年未詳、9世紀ごろ)伝説の美女で、六歌仙、三十六歌仙の一人。平安初期の女流歌人としてナンバーワンとされる人である。小野篁(おののたかむら)の孫であるとか諸説があるが、正確な経歴は分かっていない。
6. 作者は今から何をしようとしているのか?
作者が隠岐へ流される時に作り、京の宮廷の人々に送った歌である。
内実を知らずに読むと「大海原へこれから漕ぎ出すぞ」という勇気凛々とした冒険の歌かと勘違いするかも知れない。しかし作者は流刑に処せられ、これから遠く寂しい離れ小島へ渡っていくのである。
7. ここで言う「若菜」とは何か?
「若菜」は決まった植物の名前ではなく、春に生えてきた食用や薬用になる草のことである。
「春の七草」のセリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ(カブ)、スズシロ(ダイコン)などが代表的である。
昔から、新春に若菜を食べると邪気を払って病気が退散すると考えられており、1月7日に「七草粥」を食べるのはそこから来ている。初春の「若菜摘み」も慣例的な行事であった。
8. 作者は、イケメンであった。◯か✖️か?
在原業平は平安時代を代表する美男子で、恋多き人であった。「伊勢物語」の主人公のモデルとされ、この歌を捧げた天皇の女御・二条の后とも実は恋愛関係にあったそうである。
9. 作者は、いくつの恋愛の歌を作ったか?
この歌は、作者元良親王が時の宇多天皇の愛妃、京極御息所との不倫が発覚したときに詠んだ歌である。
10. 「ちぢに」の意味は、「様々に」とか「際限なく」という意味であふ。◯か✖️か?
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