めざせ!桃色の部博士! #五色百人一首 桃色の部 その①
ビュー数1282平均正答率68.0%全問正解率20.0%
正答率などの反映は少し遅れることがあります。
1. 百人一首が詠まれた時代の「美人の条件」は、髪が長いことである。〇か✖か?
百人一首が詠まれた時代、女性たちの流行は、ロングヘアー。髪が長いことが美人の条件だといわれ、みんながこぞって髪をのばした。
現在のようにシャンプーやコンディショナーなどない時代、長くのばした髪の手入れはたいへんだったようだ。
2. 百人一首の中には、農民の生活を詠んだ歌は、この一首のみである。◯か✖️か?
天智天皇は平安時代には、歴代天皇の祖として非常に尊敬されていた。この歌は元々、万葉集の詠み人知らずの歌だったがそういうイメージから、口伝で伝えられるうちに、天智天皇作とされるようになったようである。
3. 富士山の山頂に雪が降っている景色を、作者は見ている。◯か✖️か?
4. この歌は、好きな人へのラブレターであり、この恋心は、相手に届いた。〇か✖か?
この歌の作者、陽成院という人は、第57代天皇だったようだ。しかし、奇行が目立つ、直情的すぎるなどの理由で、廃位させられたとか。その後、即位したのは光孝天皇である。その光孝天皇の皇女に対するラブレターとして書かれたのがこの歌である。この歌を贈った後、願い叶って夫婦になれたらしい。
好きな人への思いを募らせている人には、勇気をくれる素敵な一首である。
5. この歌は、別れの歌である。しかし、○○のおまじないの歌ともされている。何か?
この歌は「別れた人や動物が戻って来るように」と願掛けをするときに使われる有名な歌である。ユーモアエッセイの名手、内田百間(門に月の字)の本に「ノラや」という連作エッセイがある。その中でいなくなった愛猫、ノラが戻って来るように、このおまじないをするシーンがある。
6. 「吹くからに」の意味は?
この歌の意味は、
「 山から秋風が吹くと、たちまち秋の草木がしおれはじめる。なるほど、だから山風のことを「嵐(荒らし)」と言うのだなあ。」
7. 天皇の開いた「忍ぶ恋」をテーマとした歌会で、1位を競ったもう一つのライバル歌は「恋すてふ」である。◯か✖️か?
「拾遺集」の詞書では、この歌は960年に村上天皇が開いた「天暦御時歌合(てんりゃくのおほんときのうたあわせ)」で詠まれた。ここでは、「忍ぶ恋」の題で同じく百人一首に収載されている壬生忠見(みぶのただみ)の「恋すてふ」の歌と優劣を競い合った。
しかしこの2首は、どちらも甲乙つけがたい名歌だったため、判定に困ってしまったのだが、天皇がこちらの歌を口ずさんだことで勝ちとなったという有名な話がある。
8. 「人目がかれる」とは、「人がおとずれなくなる」という意味である。〇か✖か?
9. 作者は、年をとっている。◯か✖️か?
年老いてくると友人たちもだんだん死別して少なくなってくる。この歌はそうした老いの孤独を詠んだ一首である。
10. 「風をいたみ」とは、風がはげしい、という意味である。〇か✖か?
この歌の意味は、
「風が激しくて、岩に打ち当たる波が(岩はびくともしないのに)自分だけ砕け散るように、(相手は平気なのに)私だけが心も砕けんばかりに物事を思い悩んでいるこの頃だなあ。」
めざせ!桃色の部博士! #五色百人一首 桃色の部 その①
0 / 10点
あなたの正答率は86.4%で、平均の68.0%よりも上です!
クイズをやり直す
都道府県のご当地クイズ
人気急上昇中
お絵描き診断
「死」の漢字を書いてわかるサイコパス度
もっとクイズを見る