一年次向け #数学クイズ
ビュー数223平均正答率61.1%全問正解率8.6%
正答率などの反映は少し遅れることがあります。
1. 有界閉区間上で連続な関数fはその区間で一様連続である。
Heine-Cantorの定理から得られます。有界閉区間と限定しなければ一般に成り立たないことが知られています。
2. k上線型写像T:U→Vによってk上の同型V/Ker(T) ≅Im(T)が得られる。
間違ってないじゃないか!という人は一度商ベクトル空間を見直してみると幸せになれると思います。
3. ℝ[x]_nは内積空間である。その内積[-,-]として、次のうちどの写像を内積として用いるべきか?ただし、fとgはℝ[x]_nの元とする。
- (f+g)(1)
- f(g(1))
- ∫[x:-1~1]fgdx
4. 任意の置換は互いに素な巡回置換の積で書ける。長さがmとnの互いに素な巡回置換の積で書ける置換をσとし、σ^k=εなる最小のは次のうちどれ?
(1 2 3 4)(5 6 7 8 9 10)などで確認してみましょう。
5. n次Euclid空間の任意個の開集合の共通部分は開集合である。
中心がaの開球B(a;1/m)を考えてみましょう。
6. 正定値二次形式とは、x≠0のときA[x]>0となるA[x]をいう。このとき、この定義の言い換えとして不適切なものは次のうちどれか。
- Aの固有値が正数。
- a,b︎∈︎ℝⁿに対し、(a,b)=(a^T)Abが内積となる。
- Aの任意の成分が正数。
行ベクトルが(1 1)(2 1)となる2次正方行列を考えてみましょう。
7. 次の主張のうち、誤ったものはどれか。
- 無限回微分可能関数は級数展開できる。
- 広義積分は優関数が存在すれば収束する。
- 2変数関数fがある一点でそれぞれ偏微分可能で、偏導関数がどちらも連続ならばその点で全微分可能。
級数展開できるような関数の集合はC^Ωなどと書くそうです。
8. 間隔尺度に当てはまる例として正しいものはどれか。
- アンケート(1:よい…5:わるい)
- 震度
- 摂氏気温
『どこで測っても、差が同じなら、それは同じ差を表しているのか?』というところを考えると、震度とアンケートは…?
9. 有理数ℚに関する主張として不適切なものはどれか?
稠密だが完備でない集合の簡単な例としてよく挙げられます。
10. k上ベクトル空間Vの主張として正しくないものを選べ。
- 内積は一意に定まる。
- 零ベクトルでないベクトルu_1,...u_nが互いに直交すれば一次独立である。
- Vの部分空間とその直交補空間の共通部分は零ベクトルのみ。
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