#中世日本語クイズ
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2. しょうずる
せむとする>せむずる が起源。生ずるは開長音(しゃうずる)で発音が異なる。
3. 内証
仏語(仏教の用語)。心の内に生じる悟りというところから内々の事情の意が生じた。「内緒」の語源。
4. ござらぬ
- ありません、ございません
- いらっしゃらない
- 直立している
5. まらする
「参らする」の転。まるする>まっする>まする を経て、「ます」の語源。
6. 中世日本語の口語資料として次のうち最も適当なものは?
『捷解新語』は17世紀前期に朝鮮で著された日本語の学習書。著者は豊臣政権の朝鮮侵攻の際に捕虜となり日本に連行された康遇聖という人物。
『雨月物語』は江戸後期の読本。軍記物語『太平記』は成立を南北朝期とするが、文語体で著される。
8. ござない
- いらっしゃらない
- 所在ない
- ありません、ございません
「ござる」は御座あるの転で尊敬と叮嚀の両義がある。
尊敬の否定は御座あらぬ>ござらぬ
叮嚀の否定は御座ない
近世にはござらぬに統合。
9. 中世日本語の段階ではまだ中央語で起こっていなかった音韻変化は次のうちどれか?
- 「イ」「エ」と「ヰ」「ヱ」の統合
- 長音音素の出現
- 「カ」と「クヮ」の統合
ワ行音ヰやヱは鎌倉期に消滅し同列ア行音に統合、長音音素は連母音融合が進んだ結果室町期に出現する。
合拗音クヮ、グヮの直音化は上方語においては近世後期から近代初めにかけて起こる。東日本においてはこれをいくらか遡ると考えられる。
10. 中世日本語
- Late Middle Japanese
- Early Middle Japanese
- Middle Japanese
上代日本語 Old Japanese
中古日本語 Early Middle Japanese
中世日本語 Late Middle Japanese
近世日本語 Early Modern Japanese
近代日本語 Modern Japanese
現代日本語 Contemporary Japanese
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