二次試験で物理使った人しか解けない! #高校物理クイズ
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正答率などの反映は少し遅れることがあります。
1. 直列に繋がれた二つのばねのばね定数がどちらもkである時、それらを一つのばねと考えた場合のばね定数k'はいくつになるでしょう?
2. 次のうち、「力学的エネルギー保存則」について正しく述べているものはどれでしょう?
- 条件として、運動中に衝突がないことが挙げられる。
- 仕事エネルギーと位置エネルギーの和が一定となる保存則である。
- 条件として、運動中の空気抵抗が無視できる状態であることが挙げられる。
力学的エネルギー保存則は、摩擦や空気抵抗下では成り立たず、弾性衝突以外の衝突が無いことを条件です。また、運動エネルギーと位置エネルギーの和が一定となる保存則のことを力学的エネルギー保存則と言います。
3. ケプラーの法則として、正しいものを選べ。
- 第三法則:(軌道周期)³/(半長軸)²は惑星によらず一定である。
- 第二法則:面積速度が一定である。
- 第一法則:太陽のまわりを回る惑星の軌道は円形である。
第一法則:太陽のまわりを回る惑星の軌道は楕円である。
第二法則:面積速度が一定である。
第三法則:(軌道周期)²/(半長軸)³は惑星によらず一定である。
4. 定常波の性質について、2つの波源が同位相で振動している時、2つの波源の中点は節となる。〇か✕か?
両方の波源から同時に出た山と山は中点で強め合います。逆に、逆位相である場合は弱め合い節となります。
5. 光の性質について、正しいものを選べ。
- 屈折率の異なる媒質に光を入射した時に全反射する角度を臨界角と言い、これは90°で不変である。
- 通ってきた媒質より小さい屈折率の媒質で反射する時、光の位相はずれない。
- 屈折率nの媒質を進む場合、真空を進む場合に比べて波長はn倍となる。
通ってきた媒質より小さい屈折率の媒質で反射する時、光の位相はずれません。
屈折率nの媒質を進む場合、真空を進む場合に比べて波長は1/n倍となります。
屈折率の大きい媒質から小さい媒質に光を入射した時に全反射する角度を臨界角と言い、屈折率が90°になったときの入射角を指します。
6. 次のうち、正しいものを選べ。
(気体は理想気体であり、気体定数をRとする。)
- 定積モル比熱=定圧モル比熱+Rの関係式が成り立つ。
- 二原子分子の定積モル比熱は5R/2である。
- 断熱変化における内部エネルギーの変化は0である。
二原子分子の定積モル比熱は5R/2です。
等温変化における内部エネルギーの変化は0です。
定圧モル比熱=定積モル比熱+Rの関係式が成り立ちます。
8. コンデンサーについて、正しいものを選べ。
- 合成容量を導くことが出来ないのでコンデンサーは回路内で並列に配置することができない。
- コンデンサー間に金属板を挿入することは極板間隔が減少することと同義である。
- コンデンサー間では電位は変化することがない。
コンデンサー間に金属板を挿入することは極板間隔が減少することと同義です。
コンデンサー間では、ある条件下を除いて電位は変化します。
並列に並ぶコンデンサの電気容量をC1,C2...とすると、合成容量CはC1+C2+…と表されます。
9. 次のうち、正しいものを選べ。
- 交流回路における電圧の実効値は、電圧の最大値を√2倍したものである。
- 回路内のコイルは、電流を流し続けるといずれ電流を通さなくなる。
- 荷電粒子をある速さ磁場に垂直に入射した時に、荷電粒子は等速円運動をする。
荷電粒子をある速さで磁場に垂直に入射した時に、荷電粒子は等速円運動をします。
回路内のコイルは、電流を流した直後は電流を通さず、流し続けると導線となります。
交流回路における電圧の実効値は、電圧の最大値を1/√2倍したもので、電流の場合も同様です。
10. 次のうち、正しいものを選べ。
- ある原子核がヘリウム原子核を放出することをβ崩壊という。
- 金属に光を当てると電子が飛び出る現象をコンプトン効果という。
- 原子核の周囲の電子が定常波となる場合、軌道の円周はド・ブロイ波の波長の整数倍である。
電子の軌道の円周がド・ブロイ波の波長の整数倍であることが定常波を作ることの条件となります。
金属に光を当てると電子が飛び出る現象を光電効果と言います。
ある原子核がヘリウム原子核を放出することをα崩壊という
二次試験で物理使った人しか解けない! #高校物理クイズ
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