艦これ提督なら知ってて当たり前!? #海軍知識クイズ~海軍用語~
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正答率などの反映は少し遅れることがあります。
1. 錨をあげて、船が出航することを何という?
「ばつびょう」と読みます。英語では「weigh anchor」。
艦これでも一部の艦娘が出撃の際に叫んでいますね。
「揚錨」も錨を揚げることを指しますが、出航の意味はありません。「巻錨」はその言葉そのものが存在しません。
2. 旧日本海軍において、船の右側を指す「右舷」は何と読む?
船尾から船首に向かって、右側が「右舷」、左側が「左舷」。
通常であれば「うげん・さげん」と読みますが、旧日本海軍では聞き間違いを防止する目的で「みぎげん・ひだりげん」と呼んでいました。
その呼称は今も海上自衛隊に受け継がれています。
3. 英語では「ノーティカルマイル」と呼ばれる海洋における長さの単位を「海里」をいいますが、1海里はおよそ何メートルでしょう?
「ノーティカルマイル」は「マイル」という言葉が入っていますが、競馬や野球でも使用される、いわゆる「陸マイル」とは異なるものです。
飛行機を利用する際に「マイルが貯まる」といいますが、これは1海里で計算されています。
約3930mは「1里」の長さです。
4. マストに掲げられた指揮官旗が目印となる、艦隊の指揮官が座乗する艦のことを何という?
英語では「flagship」。座乗している指揮官の階級によって旗印は異なります(画像は「大将旗」)。
艦これでは艦隊の1枠目に編成した艦娘が旗艦となりますね。
5. 航空母艦が艦載機を発艦する際に用いられる、十分な長さの飛行甲板を持たない場合でも発艦速度が確保できる射出装置は何?
スキージャンプは艦首にジャンプ台を設けて、発艦時に高度を稼ぐことで大きな揚力を得る方式です。
パワード・リフトはエンジンの推力を下方に向け垂直に離陸する方式です。現代になってから開発された技術ですね。
6. 「同類のものより、けた違いに大きいこと」を「超弩級」と言いますが、この「弩」の語源となった戦艦は何?
1900年代初頭に建造されたドレッドノートは、その大きさもさることながら当時の戦艦の概念を一変させ、戦艦の歴史に革命を起こしたとも言われています。
その数年後、日本初の超弩級巡洋戦艦である金剛が建造されました。
ドイッチュラントも同時期のドイツの戦艦ではありますが、ドレッドノートと比べると幾分か小さいです。
7. 1900年頃に考案された、波の抵抗を軽減する効果がある船首の水面下にある球状の突起物は何?
- バルバス・バウ
- アトランティック・バウ
- クリッパー・バウ
バルバスは「球根状の」、バウは「船首」という意味があります。
諸説ありますが、アメリカのレキシントン級空母に初めて採用されたと言われています。
現在は職人が少なくなったことや造船技術の発達により、バルバス・バウがついている船は少なくなっているそうです。
8. 船舶の航行において、舵を切ることを「面舵」や「取舵」と言いますが、その語源となったものは何?
進行方向を「子」(北)としたとき、「酉」が西で、「卯」が東となります。
そのため、正面を向いて左を「卯面舵(うむのかじ)」、「酉ノ舵(とりのかじ)」と呼んでいました。そこから転じて「おもかじ」、「とりかじ」となったそうです。
9. 船乗りがよく使う言葉である「ヨーソロー」を漢字にするとどう書く?
元々は舵を切ったあと「このまま方向へ直進せよ」という意味ですが、旧日本海軍、海上自衛隊では「了解」、「問題なし」といった意味でも使用されます。
「宜しく候」の略語とされています。
10. 船の速度を表す単位をノットと言いますが、その語源にもなった船の速度を計測するために用いられた道具は何?
大航海時代、当初は船から丸太を投げ込み、船首から船尾までどれくらいの時間で流れたかで速度を計測していました。
しかしこの方法では正確性に欠けるため、ロープに一定間隔で結び目(ノッチ)を施したハンドログという道具が考案されました。
ハンドログを海に流しながら航行することで、砂時計が落ちきるまでノット(ノッチの複数形)をいくつ繰り出したかで速度を測定していました。
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