真のタクシーマニアにしかわからない！ #東京タクシークイズMAX

国産自動車交通は東京無線グループに加盟するタクシー会社で、レクサスの車両をタクシーとしていち早く導入したユニークな会社でもあります。

大和自動車交通は数少ないタクシーの公開会社として、また東京四社グループでは唯一、東証第2部に上場しています。

ブラックキャブはイギリスの首都・ロンドンを走るロンドンタクシーの、イエローキャブはアメリカ・ニューヨークを走る黄色いタクシーの別称です。グリーンキャブは俗に呼ばれるタクシー準大手3社のうちの1社です。

東京の個人タクシー組合で認可されている色は主に白色ですが、2022年からは東個協(でんでん虫)グループ・日個連(ちょうちん)グループのどちらも黒色の車両が認められています。青色が使われるのは東個協(でんでん虫)グループで決められる基本色(白)に入る赤色で縁取られたストライプの色で、車両の基本色としては認められていません。

自動ドアを世界で初めて採用したのは日本です。 外国では主に乗客がドアを開閉して乗り込んだり乗務員がドアを手で直接開閉するのが一般的ですが、近年では香港のタクシーでも自動ドアが採用される事が増えています。

現行の東京のタクシー運賃は2022年11月に改定され、初乗り運賃が500円、加算運賃は255メートルもしくは90秒で100円です。

トヨタ・クラウンのタクシーとしての採用実績は古く、初代トヨペットクラウンRS型から現在まで60年以上の長きに渡ります。また、クラウンを基本に、クラウンワゴン、上級モデルのクラウンマジェスタや、タクシー用途などがメインの派生車種であるクラウンコンフォート、クラウンセダン(2017年生産終了)など多彩なバリエーションがあり、全ての派生車種においてタクシーへの採用実績があります。

完全予約制のハイヤーは主にタクシーで言う中型車クラス以上の車種が採用されています。トヨタ・クラウンはタクシー、ハイヤーの両方で採用されているのはもちろん、最高級車であるセンチュリーもハイヤーだけでなく少数ながら個人タクシーでの採用実績があります。コンフォートは主に地方の小型タクシーで使われる車種なのでハイヤーにはまず採用されません。

2006年から2009年まで日本で販売された4代目となるTG型ヒュンダイ・グレンジャーは、通常のガソリン仕様と、LPG仕様車のグレンジャーLPIの設定がありました。このグレンジャーLPIは、日本で量産輸入車として初めて導入されたLPG仕様車となり、価格も日本車より安かった事から一部の個人タクシーでの採用実績があります。

ベースとなったのは1995年まで生産され、タクシー仕様の設定も存在したX80型トヨタ・マークⅡです。うちクラウンセダンのタクシー仕様も2001年まで生産された6代目150系まで設定が存在しましたが、6代目からはクラウンコンフォートをベースに外装をクラウンに仕立てて装備を充実させたハイグレード車両として発売されました。その後コンフォート・クラウンコンフォートと共に2017年に生産を終了しています。