T-72シリーズの基礎知識 #T-72クイズ初級編
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1. T-72が制式化されたのはいつ?
- 1979年6月22日
- 1976年12月16日
- 1973年8月7日
T-72は1973年8月7日、ソ連共産党中央委員会決議554-172によって制式化された。
1976年12月16日は改良型(T-72A)の開発が決定した日、1979年6月22日はT-72Aの制式化された日。
2. T-72の開発メーカーは?
- レニングラード・キーロフ工場(LKZ)
- ハリコフ機関車工場(KhPZ)
- ウラル車輌工場(UVZ)
T-72はウラル車輌工場(UVZ:Uralvagonzavod)で開発され、現在も同工場を中心に改良・生産されている。
3. T-72の主任設計者は?
- レオニード・カルツェフ
- アレクサンドル・モロゾフ
- ニコライ・ポポフ
T-72の主任設計者はUZVのレオニード・カルツェフ技師。
モロゾフはT-54やT-64の設計者、ポポフはT-80の設計者。
4. 次のうちT-72の生産を行っていないのは?
- ブマル・ワベンティ
- レニングラード・キーロフ工場
- チェリヤビンスクトラクター工場
レニングラード・キーロフ工場はT-80シリーズの生産を主にになっており、T-72は生産していない。
チェリヤビンスクトラクター工場(ChTZ)ではUVZと並行してT-72の生産を行っており、1981年〜1989年の間に1500両以上が生産された。
ポーランドのブマル・ワベンティでは1979年〜1991年にかけて計682両の輸出型T-72を生産しており、独自改良型のPT-91の生産につながる
5. 次のうちT-72シリーズのライセンス生産をしていないのは?
ルーマニアはワルシャワ条約機構加盟国であったが、T-72のライセンス生産のみならず輸出をも拒否され、極秘裏に入手したT-72をリバースエンジニアリングし国産化したTR-125を開発したが採用には至っていない。
ユーゴスラビアは自国向けT-72のライセンス生産と独自改良型の生産、チェコスロバキアは自国向けに加え、ポーランドとともに輸出用T-72の生産も行なっていた。
6. T-90シリーズの保有数が最も多いのは?
インドは主にノックダウン・ライセンス生産によりT-90S(M)をこれまでに1650両導入し、さらに464両にT-90MSを発注して世界最大のT-90シリーズ保有国になっている。
アルジェリアはT-90S/SAを推定575両導入し、2番目に保有数が多い国。
ロシア本国はT-90を120両、T-90A/AKを369両導入したのみで、現在配備中のT-90Mを入れてもこの中で最も保有数が少ない。
7. T-90のベースになっている戦車は?
T-90はT-72B改良型(T-72BU)として開発が始まり、基礎設計はT-72Bとほぼ共通である。
8. 次のうちT-90を導入していないのは?
ベラルーシは2020年現在T-72B3を保有しているが、T-90は導入していない。
9. T-72Bのインデックスコードは?
- オブイェークト172M-E6
- オブイェークト188
- オブイェークト184
T-72Bのインデックスコードは184、T-72B1は184-1である。
172M-E6はT-72M1、188はT-90のインデックスコード。
10. この戦車の形式は?
砲手用照準装置が1K13なので、T-72B(1985年型)だとわかる。
シリアへの軍事援助としてロシアから送られたもの。
同じく1K13を有する輸出型のT-72Sと紛らわしいが、風向センサーが付いていないことや初期型のフェンダーであることから識別できる。
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