割と広範囲です #文学書き出しクイズ
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正答率などの反映は少し遅れることがあります。
1. 「弁護士のアタスンは岩を削ったようないかつい顔の男で、その顔が笑みに輝くことなどついぞない。」
から始まる小説は?
- ジキルとハイド
- 郵便配達は二度ベルを鳴らす
- フランケンシュタイン
ロバート・L・スティーヴンソンのジキルとハイドの冒頭文。人間の二面性を描いた名作。
2. 「あさ、眼をさますときの気持ちは、面白い。」
から始まる小説は?
太宰治の女生徒の冒頭文。選択肢のヴィヨンの妻を問題にする予定だったけど文字数足りませんでした。てへ。
3. 「(作品名)は『追憶の劇』であるから、舞台の約束ごとにとらわれず思いきって自由に上演されていい。」
から始まる劇は?
- やけたトタン屋根の猫
- 欲望という名の電車
- ガラスの動物園
テネシー・ウィリアムズのガラスの動物園の冒頭、「上演のためのノート」より。
選択肢のやけたトタン屋根の猫は絶版になっていて買えてません。探してます。
4. 「人の死ぬときには、それぞれにふさわしい死の曲というのがある。」
から始まるエッセイ集は?
- 両手いっぱいの言葉
- 不思議図書館
- 青少年のための自殺学入門
寺山修司の青少年のための自殺学入門より。序詞は入らなかったので本文の最初にしました。寺山修司、いいよね。私の好きな人です。
5. 「一 祖父ウェールスからは、清廉と温和(を教えられた)。」
から始まる手記は?
マルクス・アウレーリウス自省録より。ローマの皇帝マルクスが書き留めていた自省自戒の言葉たち。
6. 「…………ブウウ_________ンンン___________ンンン…………。」
から始まる小説は?
読むと精神に異常をきたす奇書として有名な、夢野久作のドグラ・マグラ。お兄様…あんまりですお兄様…
7. 「冬の太陽は厚い雲に遮られて、狭い街の上にわずかにぼんやりとした白い光を落としていた。」
で始まる小説は?
トーマス・マンのトーニオ・クレーガーより。「ぼくは人生を愛している。これはいわば告白だ」の言葉が有名ですね。良い本です。
8. 「ここだけの話、行き当たりばったりに誰かの死亡記事を読んでいると、つい途中をすっ飛ばして死因を知りたくならないだろうか。」
で始まる本は?
- 偉人たちのあんまりな死に方
- 死に至る病
- とんでもない死に方の科学
コーディー・キャシディーとポール・ドハティーによるとんでもない死に方の科学のはじめにより。人間にとって最も身近(?)とも言える死について、面白く、でも真面目に書いた科学書。明日にも起こりそうなことから実際に起こり得なそうなことまで、45の死のシナリオを説明してる。面白い本。
9. 「以前暮らしていた場所のことを、何かにつけふと思い出す。」
から始まる小説は?
トルーマン・カポーティのティファニーで朝食をより。面白い本。私好みです。
10. 「正直いって、はじめて会ったときは、チャールズ・ストリックランドが特別な人間だなどとは思いもしなかった」
から始まる私が一番好きな小説は?
ウィリアム・サマセット・モームの月と六ペンスより。最高だ。モーム最高、ストリックランド最高。我が青春は月と六ペンスと共にあり。不正解の方は是非一度読んで。私の一番好きな小説だから。
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