無勉強で正解した人臨床検査技師目指して #臨床検査技師国家試験過去問より
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正答率などの反映は少し遅れることがあります。
1. 動脈血ガス分析の所見を示す。
pH:7.33
PaCO2:60Torr
HCO3:32mEq/L
酸塩基平衡異常はどれか。
- 呼吸性アシドーシス
- 混合性アシドーシス
- 代謝性アシドーシス
血液pHの基準値は7.45±0.05(7.40~7.50)
今回は7.33なので酸性側に寄ってるアシドーシス。
そしてPaCO2の基準値が35~45Torr、HCO3の基準値は約21~26mEq/L
どちらも上昇しているので、CO2が上昇した後に代償性にHCO3が上昇する呼吸性アシドーシスが疑われる。
2. 直接抗グロブリン試験の目的はどれか。
- 交代解離試験の抗体特異性の検査
- 不規則抗体の検査
- 自己免疫性溶血性貧血の検査
直接抗グロブリン試験は、患者の赤血球に感作している抗体などを調べる検査なので、赤血球に何かしらが感作する疾患の検査に用いられる。
3. 糖尿病型診断に用いない項目はどれか。
他には空腹時血糖値や75g経口Glc負荷試験2時間値を糖尿病型の判定に用います。
4. 胆汁酸溶解試験陽性となる菌種はどれか。
- Streptococcus agalactiae
- Steptococcus pyogenes
- Streptococus pneumoniae
胆汁酸溶解試験は自己融解能を持つ菌が陽性となる検査です。
5. 腎臓の糸球体基底膜を観察するための染色法として適切なのはどれか。
- PAM染色
- orcein染色
- Berlin blue染色
PAM染色の標本の厚さ通常より薄い1~2umで作成するメセナミン銀液を用いる銀染色である。
6. 末梢血液像で偽ペルゲル核異常、低顆粒好中球
骨髄像で微小巨核球、環状鉄芽球が見られる疾患はどれか。
- 骨髄異形成症候群
- 再生不良性貧血
- 急性骨髄性白血病
7. アニオンギャップの計算に用いるイオンはどれか。
アニオンギャップはナトリウムイオン-塩化物イオン+重炭酸イオンで算出される。
8. 次の内蛋白合成阻害を作用機序とする抗菌剤はどれか。
- グリコペプチド系
- テトラサイクリン系
- βラクタム系
因みにテトラサイクリン系は静菌的作用の抗菌剤である。
10. 免疫グロブリンで正しいのはどれか。
- ワクチン接種は免疫寛容を利用したものである。
- IgGクラス4は補体結合部位を持つ。
- IgGは胎盤通過性を持つ。
補体結合部位を持つのはIgMとIgGのクラス1~3
ワクチン接種は免疫記憶を利用している。
無勉強で正解した人臨床検査技師目指して #臨床検査技師国家試験過去問より
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